想像力 2022 8 21
国防は想像力です。
書名 トヨタが中国に接収される日
著者 平井 宏治 WAC
多くの日本人は、台湾有事があっても
日本に影響がないと思っているでしょう。
しかし、大いに影響があるのです。
この本によると、台湾有事は日本有事になるとあります。
台湾の主要施設は、
中国からの攻撃を避けるため
台湾海峡側ではなく太平洋側にあります。
中国軍機がこれらの主要施設を破壊しようとすれば、
大陸の基地から発進して、
日本の先島諸島上空でUターンをしなければ、
太平洋側の施設を攻撃できません。
（引用以上）
先島諸島上空に接近する前に、
中国軍機が日本の防空識別圏に接近するところで、
沖縄の航空自衛隊のF-15戦闘機がスクランブル発進します。
この時、自衛隊機と中国軍機で戦闘になる可能性があります。
スクランブルは政治判断ではなく、自動的に行われます。
今日も明日も、毎日のように行われています。
日本に接近する軍用機が多いからです。
もちろん、中国軍機は、
与那国島と台湾の間を通ろうとするでしょうが、
軍事訓練ならともかく、実戦では「狭い道」かもしれません。